11月7日(月)イタリア料理教室
〜地元食材を使ったニョッキ作り
ちーむゴエモンと藤野町地域通貨『萬』のMLでメンバーを募り、
篠原の里にて、イタリア料理教室を開催しました。
12名+子供1名、計13名(+赤ちゃん1名)が参加しました。
まずはイタリアの地図を見ながら、様々なパスタの紹介です。
今日は、『ニョッキ』というジャガイモをメインにしたパスタ作りをしました。
伝統的にローマでは、毎週木曜日にマンマの手作りニョッキを食べていたそうなのですが、現在では女性の社会進出などのため、都市部の家庭ではせいぜい年に2〜3回程しか手作りニョッキをしないとか・・・。
(参加者から、「日本の『おはぎ』みたいですね。」との声が。。。)
まず、ジャガイモを茹でます。
ジャガイモは藤野のよっちゃんのおじいちゃんの作です。
(茹でている間にパスタにからめるソースを用意します。)
茹で上がったジャガイモを『schiaccia patate スキアッチャ パターテ』というローマの台所では必需品の道具でつぶします。
そして小麦粉と混ぜます。
地元で栽培した地粉(薄力に近い中力粉“ユメシホウ”)を使う予定でしたが、マリーナさんが試作したところ、ニョッキ作りには少々強すぎるとのことで、今回は市販の薄力粉を使いました。
なめらかになったところで、棒状に伸ばし、ナイフで小さく切ります。
沸騰した湯で茹でます。初め沈んでいたニョッキが浮き上がってきたら、取り出してすぐに、用意していたソースにからめます。
ソースは二種類。
ひき肉&トマトのラグーとバジル&クルミ・松の実のジェノベーゼです。
今朝、えまさんち農園で摘んできたばかりのフレッシュなバジルをペーストしました。
とてもいい香りです〜。
こんな感じに仕上がりました。
イタリア人は赤と緑が大好きのようです。
ニョッキ作りで時間が結構かかったので、遅めのランチタイムとなりました。
(まさにスローフードですね・・・)
もちもちとしたニョッキととろりとした2種類の濃厚なソースが絶妙な感じです。
デザートはマリーナさんが昨晩用意してくれた、『クレーマ アル リモーネ』。ローマの子供達のおやつの定番だそうです。
レモンの香りがとても爽やか。
最後はやっぱりカプチーノです。
豆乳のschiumaです。
カプチーノを飲みながら、パスタ作りやイタリアの名所などの映像をスクリーンで楽しんで頂きました。
スローフードの話などもしたかったのですが、今回は簡単な資料をお渡しするだけになりました。
またの機会に是非、スローフードやアグリツーリズモの話を伺いたいと思います。
我が家にも初夏に収穫したジャガイモが芽を出し始めました。
バジルもまだなんとか残っている時期なので、近々、家でジェノベーゼソースのニョッキを作りたいと思います。
試しに地粉を使ってみようかな〜
(クルミは有機でも輸入ものだし高価なので、この辺の山のクルミを使えたらいいけど。。。
松の実はもっと高価だけど、これも自給できるのかな???
松の実採集したことがある方、おしえて下さい!)
・・・たまにはイタリアンな里山生活もいいですね!!
・・・今度はエクアドル料理会でも企画しようかな!?