3月22日(月)佐藤初女さん講演会
「しゃんてま」主催による佐藤初女さんの講演会とお料理教室が藤野・篠原の里にて行われました。
初女さんは青森・岩手山麓にある「森のイスキア」にて悩める人や助けを求めて訪れる人々を受け入れ
心をこめた料理でもてなし、生活を共にしています。
講演会に先だって初女さんが出演されている映画「地球交響曲第二番」の一部が
上映されました。
続いて講演会がおこなわれました。
篠原の里に集まった方々は100名以上。
ほとんどが藤野、相模湖周辺からの参加です。
初めは映画出演のいきさつなどをお話くださいました。
ゆっくりとした優しい口調です。
お話をされている初女さんの背景の窓からは、藤野の山と青い空が見え、
穏やかな光が初女さんを包んでいました。
一言一言丁寧に、そして静かにお話しされていましたが、
「今を生きる。」
この言葉だけは、とても強い気持ちを込めておっしゃっていました。
参加の方々から頂いた質問に初女さんがお答えくださいました。
時にはユーモアを交えて、和やかな雰囲気の質疑応答でした。
様々な質問に全てお答えをしていただいたのですが、そのお話の中からもやはり「今を生きる」ことへの初女さんの思いを感じとることができました。
講演の後に初女さんに話しかける参加者の方々。
著書を持ってきた方々にはサインをしてくださいました。
「食はいのち・生活の基本」と書かれています。
翌23日は篠原の里のキッチンにて料理教室をおこないました。
[おにぎり、にんじんの白和え、にらの黄身あえ]を作りました。
一つ一つのお料理を、まるで、神様のお供え物であるかのように丁寧に心を込めて作っていらっしゃいました。
86歳という年齢の今でも、初女さんは森のイスキアで多くの人々を受け入れ、またこのように各地で講演もされています。
来年もまたこちらに来たいと、おっしゃっていたそうです。
是非、またお会いしたいです。
企画をしてくださった「しゃんてま」さん、ありがとうございました〜。
(*「しゃんてま」はゴエモンちーむの舞踏家のyukaさんが運営しています。
公演企画、ダンスクラスなどをおこなっています。)