5月29日(火)醤油もろみ仕込み作業
昨年試しに醸造した醤油がとても上手にできたので、今年から本格的にお醤油造りに取り組むことにしました。
ゴエモンメンバー高橋さんとえまさんち農園の無農薬在来種津久井大豆50キロ、無農薬小麦50キロにて麹を作りました。
麹作りは厚木の井上麹店さんにお願いしました。
厚木から運んできた麹を早速塩と混ぜます。塩はオーサワの石垣の塩、シママースなどのブレンドで46.9キロ使いました。
この素晴らしい樽は、昨年3月12日に大地震で崩壊してしまった長野県栄村の土蔵から、S氏が譲り受けてきたものです。
もともと醤油を仕込んでいた樽のようです。
また、この樽専用の立派な個室は、地元のおじ様達が作ってくれました。
塩と混ぜた麹を樽にいれ、水138Lを注ぎます。
水は地元石井氏宅の井戸水です。
水を注いだ後、おじ様達お手製の道具でかき回します
おじ様達は子供の頃、家で醤油を作っていたそうです。
かき回し方のコツを教えて頂きました。
このもろみを熟成させて1〜2年後には一升瓶100〜150本分位のお醤油ができる予定です。
(業者などでは、同量のもろみから1000本位の醤油を作るそうです。相当に薄め、添加物まみれになった化学液を、醤油と称して販売しているのです。)
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もろみの仕込みを無事終え、笑顔で昼食タイムです!
おじ様達は早速祝杯をあげていました〜
震災で土蔵が壊れ、居場所を失ってしまった杉樽を、こうして私達の土地で再び利用することが出来たことも、
とても嬉しいです。
これから、このもろみ様をゴエモンメンバーが交代で、大切にお世話していきます。
美味しいお醤油を皆さんと共に味わいたいですね。