3月30日(金)醤油しぼり

昨年四月に小麦10キロ、大豆10キロで作ったもろみで醤油絞りをしました。


これが、地元工務店のおじ様がつくってくれた絞り用のフネです。


もろみを入れた袋を並べて、上から圧力をかけると


フネの下から醤油が出てきます。


食事班が高橋さん作の地粉で、うどん作りをしました。


茹で上がったうどんに絞りたての生醤油をかけます。
畑のネギと辻さんの自然卵をトッピング。


うまいです。感激です!


小さい子もぱくぱく食べていました。


生醤油は日持ちがしないので、残りの醤油は火入れをします。
この方が、醤油絞りを指導して下さった、相模湖在住の元麹屋さんです。

上に浮いた泡で、大根を漬けます。
これが、地元の方々が昔を懐かしむ「泡漬け」です。


火入れをした醤油は樽に入れ、澱が沈むのを待って瓶にいれます。


近所のおばあちゃんも来てくれました。
「泡漬け」がやはり懐かしいようです。


お陰様で、ゴエモンの大豆&小麦で作った相模湖産の醤油がはじめて
できあがりました!

今年は大豆50キロ、小麦50キロで仕込む予定です。
来年も、無事にたくさんの醤油を作ることができますように!!!




さて・・・・

醤油を絞ったあとに、カラカラになったもろみの滓が残ります。


須藤さんが、これを美味しい加工品にしてくれる、ということでお持ち帰りになりましたが、
私も、家でこのもろみの滓でいろいろ作ってみました。



塩麹と併せて、鯛や鶏肉を漬けて焼く
*野菜を漬ける
豆乳ヨーグルトと小麦粉をまぜ、しばらくねかせた生地で野沢菜のおやきをつくる
*甘酒と小麦粉をまぜた生地で、餡のおやきをつくる
*れんこんパウダーと小麦粉と豆乳ヨーグルトを混ぜて、油で揚げてかりんとうをつくる
*甘酒と小麦粉を混ぜた生地で、餡ドーナツをつくる



などなど・・・


どれも、味に深いコクが出て美味しいです。
特に、甘酒と混ぜた生地は、なぜか黒糖のようなうまみが出て、とても美味でした!



来年の醤油絞りの際には、たくさんのもろみの滓が出るので、皆さんも工夫して、あれこれ作ってみましょう〜