第3回「心と魂のワーキンググループ」

昨日、TT藤野とTT相模湖合同の第3回目の心と魂グループの集まりがありました。
参加者は、藤野から5名、相模湖から4名の計9名。

まずはチェックイン。朝会場に来るまでに起きたことや今の心境などをシェアして「今ここ」にある自分に意識を合わせます。

・今進めているプロジェクトのイベントで良き出会いがたくさんあった
・いろんな場所で核となる人たちを中心にプロジェクトが盛り上がってきていて勇気づけられている
・立ち上がったプロジェクトをどう維持するかは難しい問題
・初めてのトランジションの打ち上げは大盛況だった。度あるごとに祝福することが大切。頑張らないことを確認し合った。
・大切な場所がゴミ処理場になりとてもつらい。これ単に愚痴ではなく次の一歩にしたいと思った時、自然にトランジション仲間が思い浮かんだ。
・煮詰まりつつあるので、リフレッシュのためにこの場に参加した
など


その後、チェックインで出たテーマやその後の展開で立ち現れてきたテーマに沿って、話は様々展開していきました。

過去の人とのつながりを棚卸して、つながりをメンテナンスする時間を確保すると良いという話をきっかけに、価値感の違いから離れていってしまった友人達とのつらい体験談が何人かから語られ、みんなで思いを重ね、共有していきました。
そこから、価値観の違いを乗り越えるためにどうすれば良いかというテーマが浮かび上がってきました。

・お互いの共通項を見出すこと
・お互いが心地よい距離感を見つけること
・「人は変えられない」ことを意識すること
・自分の中に問題も答えもあること
・自分が相手とどう付き合いたいか、自分の軸をしっかり持つこと
・違いを厭うのではなく、違いを受け入れることを「チャレンジ」と捉えること
・ぶつかることは分かり合うための良い意味での戦争と言える。時にはぶつかり分かり合うことも必要

いろんな視点が持ち込まれ、響き合っていきました。


また、トランジション活動を長続きさせるコツや活動に入りたいけど、入りきれない周縁の人たちへの配慮、といったテーマについても話し合いました。

・危機を煽るだけでなく、危機がないとしても、どうなりたいかという共通のビジョンが大切
・理論や問題意識の共有(ヘッド)だけでなく、暮らしや実践(ハンド)、祝福やまったり感(ハート)も大切
・逆に急がないと間に合わないという危機感を持っている人への配慮も必要
・どんな立ち位置の人でも参加できる間口と活動の広さが大切(藤野ではトランジションカフェや手書きの瓦版などを始めた)
・自分がやりたいという気持ちが何より大切
・自分のバイオリズムに合わせて参加するという気持ちで臨むとラクになる
・自分の軸からずれたり、離れたりしない
・そうした自分に帰る場所が必要。それはパーティーか、たまり場か、或いはこの場なのかもしれない。


そんな話しが展開した第3回の心と魂のワーキンググループでした。
この場が、トランジション本体の活動ではなかなかシェアできない話題や思いを共有し、確認し合える場に成長し、みんなの拠り所になりつつあるように感じました。

次回は、7月最終大安の27日10時〜12時の予定です。
(なかもり)