最近、魂おどってるかい?!


というわけで、今日はTT藤野とTT相模湖合同の、
第2回目の心と魂グループの集まり。
(第1回はついに報告かけず…。文章化するの難しいのですよね)


*あ〜、それから、デザインも変えてみました。
ゴエモンなので、ちょっと和風に。どうかなぁ。


トランジションの活動をがんばっている仲間を見ると、
自分もがんばらなくてはと思う反面、
あんまりがんばりすぎると楽しくないしプレッシャー、
と思ったり、悶々とする今日この頃。


そんなこんなで、今日の集まりも、
ちょっと勝手にプレッシャーを感じながら会場へ。
そんな心持を象徴するかのように、アクシデントで開始時間に遅れた。


前回の集まりで、ふだん話せない心の問題とかが話せる場があるだけで、
安心するという意見があり、「じゃあ、何やるわけでもなく、
とりあえず、集まる場所を定期的につくろうか」ということになりました。


今日は藤野から8名、相模湖から6名、高尾から1名の参加。


■自己紹介+α


初めての人もいるので、前回と同じく、自己紹介。
心のことで思っていること、このグループに求めることなどを話してもらう。
問題意識としては、グループ内での対立や葛藤、燃え尽き症候群
ゆるやかに続けるためには(持続可能な活動)、
自分を知るには人とのつながりが大事…などなどが出ました。


私自身は、パーマカルチャー→エコビレッジトランジションタウン
というかんじで、TTにたどり着いたのですが、
パーマカルチャーのように持続可能な暮らしを実現しようとした時に、
地域とのつながりが大事になってくるし、
価値観のあう人と一緒に住むというエコビレッジでも、
対立や葛藤が起きるということを見聞きして、
やはり、心の問題、自分のあり方の問題は、
必要だなと以前から思っていました。


■オープンスペーステクノロジー


自己紹介が1周したところで、
じっくり話すには人数が多いので、
自分が話したいテーマを出してもらって、
グループに分かれることにしました。


A「燃え尽きずにゆるやかに続けるには?」
B「心と魂の、『魂』って何?」


この2つについて2グループに分かれて約30分、
それぞれのテーマで話をしました。


私が参加したAチームでは、
・活動しているといろんな不安や感情がおきてくるので、
会議っぽい集まりだけではなく、他愛も無いことも、
気兼ねなく話せる場があるといい。
・世の中的に「ゆるさ」を求める声があるね。
トランジションの活動も、もちろんやりたくてはじめるのだけれど、
楽しんでいるはずが、だんだん仕事っぽくなると、あれ?と思ってしまう。
・あまりきっちりしていると、参加しにくくなるので、ゆるさも必要。
・突っ走るのはよくないのかな?→突っ走り方によるのでは。
自分がギリギリのところでやっていると、他の人にも強要してしまいがち。
自分が楽しくつっぱしっているのか、「〜すべき」と
強迫的にやっているのかをチェックする必要があるかも。
・楽しい雰囲気がないと、人って集まらないよね。
という感じの話がでました。


Bチームでは、
・「魂が踊っている」という言葉が印象に残っていて、
魂について話してみたかった。
・シュタイナーは植物、鉱物にも魂があるといっている。
・今までのやりかたとか、何かを捨てるのが必要な時があるけれど、
なかなか手放すというのは難しいし、焦りが出てきたりする。
・農薬を使った畑にだけセイタカアワダチソウが生えて、
何か見えない力が働いていると思ったことがある
セイタカアワダチソウは化学物質を浄化するそう)。
などなど、普段あまりしない深〜い話になったようです。


お子さんのお迎えなどで途中で帰った人もいましたが、
それぞれ、心の奥で思っていることなどシェアできて、
すっきりした感じでお帰りになられました。
ある参加者の人は、
「始まりが遅れたりして、どうなるかなと思ったけれど、
堅苦しくなくて、これなら次回も来たいなと思いました」
と言っていて、遅れたことが怪我の功名?となりました。


■シェアリング&これからのどうるすか?


上記のようなことをシェアしたあとに、自然な流れて、
このグループはこうしたいねという意見が出てきました。
・この集まりでは「こんなことがあったよ!」というのりで、
話せる場となったらいい。ゆるゆる話せる場。
・人と話をしていても、議論好きの人や、
論破することにがんばる人がいると、話しにくくなる。
なので、議論とかではなく、お互いに受容しあうような
話し方ができる場になったらいいなと思う。
・話し合う、というより、「聞きあう」場というイメージかな。
・「魂が踊る」っていい言葉だよね→踊るっていうのは、
単に楽しいということだけではなく、仕事などがんばらなくては
いけないときでもワクワク踊っている感じの時もあるし、
「○○やらねば」だけだと、楽しいはずが魂がキューっと
小さくなってしまうこともある。
・魂が踊ったことや「最近なんだか踊ってないんだよね」
っていうことも話せる場がいい。


■次回


とにかく時間と場所を決めてやっていきましょう。
何か形にするとかしないとかはおいといて。
いつやるかも、満月・新月とか二十四節気など、
流れに委ねる決め方にしたい。
仮に、その月の最後の大安としました。
したがって、6月は29日。


第3回 心と魂のつどい〜最近、どうよ? 魂は踊ってるかな?〜
日時:6月29日 10時〜12時
場所:パーマカルチャーセンタージャパン


トランジションの活動となると、同じ価値観の人のみならず、
広く参加を促していく活動になります。
そうすると、自分と違う考え、ペースの人も認める、受容する、
といった、多様性を受け入れる心のあり方が大切だと思う一方で、
効率主義に毒された価値観を刷り込まれている自分たちが、
そこからトランジションできるかどうかが難しくもあり、
チャレンジであるのではと思ったりします。


まあ、でも、それにチャレンジするっていうのは、
大変そうだけれど、ワクワク魂が踊ることでもあるかなぁ。


糸井重里が昔言っていた言葉「おもつらい(つらいけれど面白い)」
という感じを思い出しました。


(あんじゅ)