4月25日新月定例会報告


25日は新月。2回目の定例会を行いました。


議題は以下。
1.相模原市の道路計画について
2.キャンプについて
3.ゴエモン風呂の設置について
4.映画の上映について


相模原市の道路計画について


相模原市では、現在津久井地区に圏央道から城山を経て茅ヶ崎へ伸びる「さがみ縦貫道路」と橋本五差路と相模湖ICを結ぶ「津久井広域路」の二つの道路が計画されています。


津久井広域路については、経路はまだ最終決定していないようですが、毎朝眺めている石老山の地下をトンネルでぶち抜く構想のようです。石老山の麓で地下水を汲み上げて暮らしている方もいて、計画の行方がとても心配です。



Tさんに詳しい道路の経路を示す地図を見せていただきました。


この道路建設の目的は国道412号と413号の渋滞緩和なのですが、中央道と県南を結ぶさがみ縦貫道路が完成すれば自然に渋滞は緩和され、そもそもの目的を失う可能性が高いのではないか、また、相模原市政令指定都市になれば財政が逼迫することは必至で、この道路の建設に回せるだけの費用を負うことはできないのではないか、とのことでした。ただ、プレジャーフォレストの運用を始めた富士急が道路建設を推しているとのことで、一部区間については計画が進められる可能性も否定できないそうです。


橋本市と新駅の綱引き中のリニア中央新幹線、住民の反発を浴びている相模大野駅から北里大学病院経由で原当麻駅を結ぶBRT(幹線快速バスシステム)、米軍の相模総合補給廠返還に伴い現実味を帯びている小田急多摩線上溝駅までの延長、跡地への大規模ショッピングモールの計画など、大規模な開発計画が目白押しの相模原市


政令指定都市になれば、県の負担であった道路維持費用や県の負債数百億なども市に引き継がれます。財政基盤が磐石とはいえない相模原市が市民の税負担、特に将来世代への大きな負担を強いるようなこの身の丈に合わない開発を進めることが本当に必要なことなのか、そもそも石油が高騰し、車利用自体経ることが予想されている状況で、高度経済成長期のやり方をいつまで続けていくつもりなのでしょうか。


そうした政策を進める市長や議員を選んだのは私たちであり、私たちもその責任があります。税負担を強いられてまで開発を望んでいる人はそれほど多くないはず。そのことを目に見える形で伝えることができれば、市民の選挙行動も変わるのでは。付和雷同の議会に市民の声を行き届かせることができれば、議員の行動も変わるのでは。


道州制も議論されていますが、自治体の単位が大きくなればなるほど、市民に自治の意識が芽生えてくるのかも知れないし、現に藤野町相模原市との合併の危機感が市民の間の自治の意識を急速に高めているそうです。このピンチは、大きなチャンスなのかもしれませんね。


そんな話がありました。



■キャンプについて


会場は道志川の水道局近くの川原を予定。暗くなる前に始めるのが良いか(15時くらい?)。昼間は須藤農園のお手伝いも歓迎。夜は満月定例会を行う。雨天の場合はSさん宅で。



ゴエモン風呂の設置について


果樹の植替えは無事完了したので、次は今ある資材を撤去。Sさんにお声がけいただいて実施の予定です。ゴエモン風呂の方はいつ持って行っても良いそう。また、別な方のお家にもう一つゴエモン風呂が見つかったそうです。



■映画の上映について


Aさんの発案で相模湖で「水になった村」の上映会を検討しました。会場や料金設定、講演会をどうするかなどについて話し合いました。


(なかもり)