4月9日満月定例会報告 その2
2.トランジションタウンという名称について
もうひとつの議題、
「トランジションタウン」という名称は、
おじいちゃんやおばあちゃんに解り易い名前にできないか?
ということ。
日本でのトランジション運動のキーとなるものは、
今のおじいちゃんやおばあちゃんがしてきた暮らし。
それほど石油に依存せず、自然の恵みをいただき、
自然とうまく共生してきた、足るを知る生活。
そこに多くのヒントが隠されている。
それなのに、おじいちゃんやおばあちゃんに、
トランジション運動とか言ったら
???
となってしまうので、
「あ〜、自分たちがやってたことと関係あるのね」
と、すぐ理解してもらえるような言葉は無いかなぁ
ということなのです。
これは、すぐに結論が出る話ではないので、
毎回、みんなで話していこうというスタンス。
こういうことをテーマに話すことが、
自分たちがしたいことをシェアすることにもなるので、
どんな名前に決めるかどうか、ということよりも
むしろ、そこでみんなで対話していくプロセスが大事
ということを、みんなで確認しあいました。
この日、お隣の藤野町から参加してくれた、
トランジションジャパン&藤野の榎本さんからは、
「トランジションの核となるのは、
ピークオイルと気候変動。
これを伝えた時に、聞いた人がどう行動するかは
それぞれに委ねていいもの」
とおっしゃっていました。
それが、五右衛門風呂かもしれないし、
味噌づくりかもしれないし、森林療法かもしれない。
そして、その活動がどんな名前になろうと、
ピークオイルや気候変動という問題意識から、
ライフスタイルを変えていこう!という活動に至ったなら、
どれもトランジション運動であるわけです。
名前ややり方よりも、
行動して変えていくことが大事ですもんね。
というわけで、引きつづき、ちーむゴエモン、
このあたりはみんなで話していくつもりです。
ちなみに、ゴエモンタウン宣言っていう案もでています!
町内にひとつ五右衛門風呂がある町なんて、楽しいかもね。
(あんじゅ)